User:韭露子/Fate/EXTELLA

{Infobox animanga/Footer}} 《Fate/EXTELLA》是一款动作游戏,原作为TYPE-MOON的视觉小说《Fate/stay night》,2016年11月10日发售。该作由TYPE-MOON和Marvelous共同开发,Marvelous发售。

本作续篇《Fate/EXTELLA LINK》也在本条目内介绍。

概要

本作以月之圣杯战争之后的世界为题材,游戏内容为操纵英灵打倒诸多敌人。

由于忙于同时期作品《Fate/Grand Order》的制作,Fate系列的角色原案武内崇并未参与本作的制作。

众英灵的额外服装会包含在DLC中,从者吉尔伽美什的额外服装由于诸多原因而改变了设计。Marvelous方并没有对变更设计做出解释,但有报导怀疑其原来的服装可能让人和纳粹德国联想到一起。

游戏系统

战斗

各个势力都有从者担任主将和副官,为了夺得被称作“レジムマトリクス”的领域支配权,彼此间争夺被称作“セクター”的据点。游戏目标是比敌军领先15分,夺取敌军的レジムマトリクス,击破敌方总将从者。反之,如果被敌人拿到15分,就算生命值没有归零也会败北,但如果提前拿到过15分的话就不会因此败北。レジムマトリクス的数量也会随着双方的从者被击破而改变。各关卡根据难易度设定,能获得的道具品质也不一样。
攻性プログラム
  • 在《Fate/EXTRA》和《Fate/EXTRA CCC》中都有登场的杂兵,被领域支配者以レガリア(regalia,“王权的象征”)的力量使役,是战场上最常见的士兵。攻性プログラム分为士兵、指挥官、狙击手、Dreadnought、plant、Thrasher、侦察兵这几个兵种,这之中大型兵种指挥官、plant、Dreadnought、Thrasher会随着名叫“アグレッサー”的从者一起参与进攻或守卫セクター。
  • 排除掉特定位置上必须和セクター合体的情况,同一关卡中最多只能出现两个攻性プログラム。但是,击破一个后一段时间后就会出现新的攻性プログラム。
  • 自身不参与进军,而是让敌人进军。加入战斗后,会召唤三个時折コマンダー(最弱的アグレッサー),飘在空中逃窜的同时干扰攻击。
  • 飘在空中时,可以挡住所有轻击或接下一次重击后再落下来。
セクター
  • 1 - 4カウントのレジムマトリクスを割り当てられた拠点。多数の攻性プログラムにより防衛されており、一定数倒されるとアグレッサーが数体まで出現する。アグレッサーが全滅すると、セクター及びレジムマトリクスの所有が切り替わる。アグレッサーにはサーヴァントが含まれている場合もある。
  • ステージによっては中立のセクターが存在するが、それらは拠点内に隠された「ロストマトリクス」を全て発見することで獲得できる。
セクター
  • 分配了1到4分的レジムマトリクス的据点。大量攻性プログラム在此守卫,打倒一定数量后就会出现数个アグレッサー。アグレッサー全灭后、セクター及びレジムマトリクスの所有が切り替わる。アグレッサーにはサーヴァントが含まれている場合もある。
  • ステージによっては中立のセクターが存在するが、それらは拠点内に隠された「ロストマトリクス」を全て発見することで獲得できる。

简介

过去,以灵子电脑“Mooncell Automaton”中的灵子虚构世界“SE.RA.PH.”为舞台曾发生过一场月之圣杯战争,主人公尼禄夺得了这场游戏的胜利。他们被授予戒指“レガリア”,和过去为敌的的从者们共同建设“SE.RA.PH.”。但是,玉藻前却带着另一个レガリア和同样的御主出现在他们面前。于是,从者们争端再开,赌上新世界的支配权,互相厮斗;但承载这场游戏的舞台Mooncell,却又迎来了危机。

登場人物

過去作品(『Fate/EXTRA』など)を初出とするキャラクターについては、該当記事も参照。

御主

主人公
配音 - 阿部敦(男性) / 石川由依(女性)
月之圣杯战争的胜利者。游戏开始时可以自由设定其性别和姓名。
身上穿的服装不是《EXTRA》和《CCC》时代的学生制服;男主人公身着白色的神官服,女主人公身着连衣裙(ワンピース)。战斗时藏身于レガリア中,为其提供魔力。
由于某些原因,精神、灵魂和肉体处于分离状态,以前曾合而为一,但气质却大相径庭。外表虽然相差无几,但还是能通过装饰品的颜色来判断。
精神
朱色的御主。负责精神活动,非常热血。总是毫不腼腆地握手,把赞美之辞挂在嘴边,让Saber很是羞涩。
以音乐CD为例,为了与“发出的声音”持平,其存在非常不稳定,作为容器的灵魂如果不和肉体融合,最终就会消灭。
灵魂
青色的御主。或许是因为缺少司掌感情的精神部分,从而冷酷又宽容。不过,其总是摆出一副消极怠慢的姿态,在尼禄看来其很依赖别人。对于展现出自己不安的Caster很是信任。
肉体
绿色的御主。由于构筑了意识体的精神与灵魂已然消失而丧失了几乎所有的记忆,甚至连过去曾经接触过的从者的真名都不记得了。非常纯粹,不会被偏见左右。当其是女性时,是三个形态中唯一一个会说敬语的。
本来身处作为意识体的SE.RA.PH.内部的主人公,其肉体不过是出于方便而存在的;精神和灵魂剥离时本应直接化作人偶,彼时构筑其存在的基本设定却又起到作用,将其存在保留了下来。
在《LINK》中着装变成了探险家般的衣服,也实装了新语音;在该作中没有进入レガリア,而是使用特定的セクター进行支援。

在《Fate/EXTELLA》中登场的从者

尼禄·克劳狄乌斯阵营

主将:Saber / 尼禄·克劳狄乌斯
配音 - 丹下樱 / 首次登场 - Fate/EXTRA
夺得月之圣杯战争胜利的从者。虽然是一位自大又任性的少女,但对受其认可的人会抱有敬意,坚定地信赖着主人公。
可以将额外攻击设定为“星辰驰骋的终幕蔷薇ファクス・カエレスティス”;可以将宝具设定成“招荡飘摇的黄金剧场アエストゥス・ドムス・アウレア”和“童女讴歌的荣华帝政ラウス・セント・クラウディウス”。
Saber·维纳斯
拥有SE.RA.PH.的万能许愿机Mooncell·Automaton所有权限的真正的レガリア,在Saber的皇帝特权加持下,连神具军神之剑和神性都能入手,奇迹的究极形态。
以军神之剑为媒介,可以接触到众神居住的次元,以爱神维纳斯的姿态现世。其特征为美丽的翅膀、亮丽的白金铠甲和暴露的身躯。
此外、现世者之所以是爱神,是因为军神与其气质不合,而乐神又不够资格,因此根据主人公的想法而选作爱神。
对于连军神都能消灭的游行尖兵,本来无力与之对抗;但被赋予了“爱”的维纳斯,其拥有着深不可测的强大力量。
在自由战斗中也可以使用,但不能和本来的尼禄同时出场,等级和羁绊等级也会一直停留在1级。此外,羁绊等级不会在side mission中提升,无法使用Money power system,也无法使用宝具和Mooncrunch/moondrive,在游戏系统上的性能远不如尼禄。幸运的是,其并没有满绊入手的羁绊礼装。
副官:Archer / 无铭
配音 - 諏訪部順一 / 首次登场 - Fate/EXTRA
身披赤色外套,没有名字的弓兵。看似性格冷酷,实则很会照顾人。与其他三人不同,拥有四骑部下的尼禄有没有邀请他都是个未知数,出身成谜。看起来与同伴库·丘林关系不好。
在LINK中头发留长,而前作的形象被划到额外服装里。有时会被叫做“狐狸乌冬面きつねうどん”。
额外攻击为使用“永恒遥远的黄金之剑エクスカリバー・イマージュ”。宝具为“无限剑制Unlimited Blade Works”,即投影出尼禄、高文和库丘林的主武器进行交错攻击。

玉藻の前陣営

主将:キャスター / 玉藻の前
声 - 斎藤千和 / 初出 - Fate/EXTRA
月の聖杯戦争を勝ち抜いたサーヴァント。明るくも裏表のあるサーヴァントだが、マスターである主人公に対しては忠誠を貫き通す。なお、この作品ではサブサーヴァントであり、ややコンプレックス。どういう訳か、対外的には「傾国モード」なる冷徹な女王然とした振る舞いを見せるようになっている。
一方、支配者としてはややポンコツであり、配下の四騎が全員忠誠心ゼロであることに気付いていない。とりわけ、呂布については彼の出自や咆哮の意味を知らず、一番の忠臣だと思い込んでいる。
通常は『Fate/EXTRA』と同様の服装をしているが、フォームチェンジ時は青い導師服のような衣装を身にまとい、氷の魔術による攻撃をする。
作中にて、主人公に第二宝具候補として膝枕を披露した際は、「(あれは使えないから)こっちが第一宝具でいい」などと言われてしまった。
後述する特性のため本来カール大帝の洗脳を受けづらいはずであるが、主人公と生きたいという欲求が生まれたためかイベントで一時的に洗脳されてしまう。
エクステラマニューバで「常世咲き裂く大殺界(ヒガンバナセッショウセキ)」を使用、宝具は「水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし)」により炎と氷の呪術攻撃を使用する。EXTRAに引き続き、本来対軍宝具であるのに正しい使われ方がされなかったが、LINKではようやく「全戦域における使用者側サーヴァントを魔力供給によって大幅に強化する」というまっとうな運用がなされたことで、本物(味方)であっても複製(敵)であっても猛威を振るうようになった(効果は敵味方で異なる)。
副官:ランサー / カルナ
声 - 遊佐浩二 / 初出 - Fate/Apocrypha
インド神話に登場する太陽神の息子。今作では片目が青くなっている。人間性を感じさせないが、極めて誠実で思慮深い性格。キャスター陣営にいる理由は「最初に自分に声をかけたから」とあまり忠誠心とは関係なく、必要以上のことはしない。タマモに対しては、義務感で協力しているところがあるが、彼女の人となり自体は気に入っている。
一方、エンディングにて見回りついでに食べ歩きをしているなど、割と俗っぽいところも。
LINKではカール大帝側に所属する。アルジュナとの決戦では専用のムービーイベントが発生する。
固有強化技で「日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)」が使用可能。宝具は「日輪よ、死に随え(ヴァサディ・シャクティ)」で、使用後は防御力がダウンする。
小間使い:ランサー / エリザベート=バートリー
声 - 大久保瑠美 / 初出 - Fate/EXTRA CCC
吸血鬼伝説の逸話を持つ連続殺人鬼。美しく有ることをモットーとした結果、自らをアイドルと自称する。経緯は不明だが、タマモに捕まって呪術を仕掛けられ、小間使いとしてこき使われている。ある事情により、途中で配下を抜ける。
エクステラマニューバで「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」、宝具として「鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)」を使用する。
エリザベート・ヴォイド
声 - 大久保瑠美 / 初出 - Fate/EXTELLA
蘭詞篇のエリザベートがヴォイドセルに侵食された姿。性格は『CCC』より悪化したが性根は変化しなかった。シフトによって本流である金枝篇の世界にやってきていたが、LINKの世界ではいなくなっている。
客将:バーサーカー / 呂布奉先
声 - 安井邦彦 / 初出 - Fate/EXTRA
三国志に登場する武将。バーサーカーとして召喚されたことで理性と思考力を失っている。しかし、裏切りの武将としての気質は健在で、結局実行はされなかったがキャスターのことを裏切る気満々だった。なお、ちょっとした役ではあるが、陳宮も姿を見せる。
本来マスターも「主」なので裏切りの対象となるため非常に危険な英霊であるが、主人公のことは主ではなく参謀と認識しているため素直に制御されているということがLINKにおいて判明した。
セカンドコスチュームはロボ系デザインが多い。
宝具は「軍神五兵(ゴッド・フォース)」。
客将:ライダー / メドゥーサ
声 - 浅川悠 / 初出 - Fate/stay night
ギリシャ神話に登場するゴルゴン三姉妹の末妹。あまり忠誠心らしいものを見せず、嫌みや苦言を口にすることもしばしば。
LINKではカール大帝側に所属する。
宝具は「騎英の手綱(ペルレフォーン)」。もう一つの宝具「他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)」もステージギミックとして登場。

アルテラ陣営

主将:セイバー / アルテラ
声 - 能登麻美子 / 初出 - Fate/Grand Order
地上に存在しないとされていた謎の英霊。高潔ながらも理性を持っているが、どこか空虚な目をしている。破壊の機械を自称し、その一撃は通常攻撃ですら宝具相当の威力を持つ。実は胸が小さいことを気にしており、指摘されると不機嫌になる。
後述する巨神の端末であり、彼女が感じたものは巨神は夢で見るような感覚で共有する。一方、人格面は異なる。「この夢はいつ覚めるのか」とよく口にしている。
初出は『Fate/Grand Order』だが、設定的には本作に先駆けての先行登場という扱いがなされていた[注 1]。なお、当作のアルテラは英霊の座にはいないため、FGOに登場する彼女とは厳密には別人である。
配下としているサーヴァントは英霊の中でも特殊・ハイスペック揃いであるが、彼らがアルテラに従うのは忠誠でも力による隷属でもなく、個々人のアルテラに対する考えによるもの。一方、タマモの配下と違って裏切る気は一切ない。
彼女の持つ三色の光条を刃とする「軍神の剣(フォトン・レイ)」は、かつて軍神マルスから奪い取った本物の「神の剣」であり、神造兵器のプロトタイプ。なお、彼女がこれを入手したのはギルガメッシュが生まれる前である。現在この剣は彼女の所有物として世界に登録されており、彼女が手に持ったあらゆる長物はすべて軍神の剣と化す。この特性はFGOの彼女にも引き継がれている。
宝具は軍神の剣の柄を空に向けて光を放ち、天から放たれた光を魔法陣で受けて無数のレーザーを降り注がせる「涙の星、軍神の剣(ティアードロップ・フォトン・レイ)」。しかし、これはあくまで設定などを考慮しない見た目上の話であり、実際は全くの別物。柄から放たれる光はエネルギーなどではなく逆照準レーザーともいえるもので、軍神に剣を奪った自分がいる場所を教え、自身めがけて放たれた軍神の怒りを無理矢理軌道を変えて相手に叩きつけている。もはや宝具どころかアルテラによる攻撃ですらなく、純然たる「神の権能」の軌道変更だけでも莫大な魔力を消耗し、万が一失敗しようものなら自分に直撃するという半自爆技。発動前のセリフは詠唱ではないらしく、LINKでは簡素なものとなった。
巨神アルテラ / セファール
『EXTELLA』におけるアルテラの本体。1万4千年前に飛来した。なお、巨神である姿は参考にした生物の10倍程度のサイズになるという特性ゆえである(それでも、端末を作り出して半分くらいに縮小したらしい)。普段は不器用だが、温厚。ただし、人間の常識をやや誤解しているところがある。
実は3つの人格を抱えており、端末と人格が異なるのはそのうちの一つが表出しているため。
史実に存在するアルテラは、かつて聖剣の一撃で崩れ去った巨神のリアルボディ頭部の残骸である遺跡に存在していた赤子が成長したもの。端末のアルテラはそれのコピーである。アルテラという名前も当時のアッティラ・ザ・フンという名前がかわいくないからと付け直したもので、巨神にはそもそも名前がない。
アルテラ・ラーヴァ
金詩篇の終盤で巨神アルテラが生まれ変わった幼年体としての姿。『LINK』では必要に応じてアルテラに変身する。
2019年1月31日よりダウンロードコンテンツとしてプレイアブルキャラクター化と正式名称が設定された。ボイス・アクションなどはすべて通常のアルテラと異なったものが用意されている。ラーヴァという名前もそれにあたって判明したもので、作中では「アルテラ」で共通していたためプレイヤーからはもっぱら「幼体アルテラ」と呼ばれていた。
副官:アーチャー / ギルガメッシュ
声 - 関智一 / 初出 - Fate/stay night
メソポタミア神話に登場する「人類最古の英雄王」。ある因縁により、アルテラに協力するトップサーヴァント。厳しいことを言うことも多々あるが、副官としてのアドバイスは的確。また、同陣営の面々とは面白い会話を繰り広げるなど、あまり見られなかった姿を見ることができる。
LINKではその多大な魔力によりキャスター適正も持つことが明言された。その為、カール大帝の機動聖都の魔力源として搾取されており、主人公が訪れた際は上から目線ながら割とストレートに助けを求めていた。
宝具は「天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)」。また、「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」を度々攻撃で使用する他、セクターを超えての砲撃としても使用してくる。
客将:ルーラー / ジャンヌ・ダルク
声 - 坂本真綾 / 初出 - Fate/Apocrypha
トップサーヴァントの一人で、フランスを救った救国の聖女。まじめで信心深いが、それが仇になることもある。ルーラー及びスキル「啓示」によるものとは関係なく、ジャンヌという一個人の考えとしてアルテラに導きの手を差し伸べる。
宝具は「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」。使用後は強制的にHPが0になるため、令呪または復活効果のあるインストールスキルとの併用を前提としている。さらに、このHP減少はダメージとして判定されるため、使用するとシナリオ評価が低くなりやすい。
客将:ライダー / イスカンダル
声 - 大塚明夫 / 初出 - Fate/Zero
マケドニアの征服王。豪放磊落を地で行く人物。ライダーながら近接戦闘で強大なアルテラに五分の勝負を見せた。しかも、それですらまだ本調子でなかったという強力無比な武を誇るトップサーヴァント。
LINKでは第3勢力に当たり、宝具を使って独自の戦力を展開している。とはいえ、ほとんどアルテラやカール大帝を巡る抗争には参加しない。
宝具は「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」。

無所属サーヴァント

セイバー / アルトリア・ペンドラゴン
声 - 川澄綾子 / 初出 - Fate/stay night
ブリテンを守護するアーサー王。本作ではムーンセルによって召喚された防衛システムとして登場する[2]
特定のステージ・特定のセクターで特定の行動をとるとレジムマトリクス完成後に出現し、ボスを撃破する前に倒すことでサブメンバーとして加入する(セクターの防衛は行わない)。
LINKでも引き続き中立のシステム管理者の立場。いわゆる「アルトリア顔」に対して言及が入ったりする。
宝具は「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」。
キャスター / アルキメデス
声 - 興津和幸 / 初出 - Fate/EXTELLA
天才数学者。技術・功績及び、理性と合理性を優先する性格を評価され、SE.RA.PH.からセキュリティを一任された特殊なソロ・サーヴァント。計算のもたらす定量的な美しさを愛している。
術式を解析・修復するスキル「術理解明:EX」を有しており、ライダーの鮮血神殿の要となっているセクターを即座に看破している。また、生前の不名誉な逸話によるスキル「殺戮技巧」によって、作成するあらゆる道具には相手を殺す機能が付与される。
EXTELLAにおける黒幕。物語開始前にヴェルパーに接触しヴォイドセルに侵食されていたがLINKではなかったことにされた。その場の思い付きで動いてはあらゆる行動においてろくな結果を引き起こさないエリザベートのことは、「ほしい物は何一つ持たず、嫌がることは自分以上に理解している、ある意味天才」と毛嫌いしており、早く死ねと堂々と言い放っている。
宝具は「集いし藁、月のように燃え尽き(カトプトロン カトプレゴン)」。
陳宮(ちんきゅう)
初出 - Fate/EXTELLA
呂布が生前に気を許していた数少ない人物の一人。呂布シナリオのエンディングでのみ登場する。

「LINK」からの登場サーヴァント

主人公陣営

セイバー / シャルルマーニュ
声 - 木村良平[3] / 初出 - Fate/EXTELLA LINK
カール大帝とも呼ばれるが、自らは王に向いていないと自称している[4]。かっこよさに重きを置いた価値観を持っており、自分やマスターが危機に遭ってもその価値観は揺らぎにくい[4]。後述するカール大帝と同一の存在であるが、こちらはカール大帝の「物語」を基にした英霊。それ故、聖剣ジュワユーズが聖剣としての神秘性を有している。耐久がC、敏捷がB、それ以外はすべてAという高い水準のステータスを持つ。また、王道踏破というスキルにより、自分のやっていることがかっこいいか否かで強さが変動する(この影響か、スペックが異なるカルナとの宝具の撃ち合いでもぎりぎり押し負ける程度で済んでいる)。
エリザベートのことを、「純度の高いアストルフォ(ルビはスカポンタン)の匂いがする」として十二勇士向きであるとしており、十二勇士というものに疑問を持たれている。
なお、カール大帝として活躍した頃よりも前を描いたシャルルマーニュ物語をモチーフとするためか、物語の記憶を持つ一方でそれ以降の記憶は朧げ。
宝具は「王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル)[4]。この発動には彼の持つ聖騎士帝:EXのスキルを必要とし、それゆえにカール大帝は使用ができない。もう一つの宝具「我が儚き栄光よ(シャルル・パトリキウス)」は主人公達陣営のベースキャンプとなる。
ライダー / アストルフォ
声 - 大久保瑠美[3] / 初出 - Fate/Apocrypha
シャルルマーニュ十二勇士の一員である美少年。能天気な性格をしており、騎士としての実力は低いものの、様々な宝具を用いて窮地を乗り越えてきた。月に理性を置いてきたという逸話のためか、ムーンセルにおいては時々妙に鋭い様子を見せる。内心カール大帝とシャルルマーニュのどちらに従うべきか揺れているのか、本来はシャルルマーニュ側だが早々に天声同化を食らい、殴られてまた早々に洗脳が解除された。
なお、シャルルマーニュですらスカート姿は驚きだった様子。
宝具は「この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)[3]
主人公陣営・別働隊
アーチャー / ロビンフッド
声 - 鳥海浩輔 / 初出 - Fate/EXTRA
森を主戦場とする義賊。偉業をなした数々のロビンフッドと同一視されるのを良しとしておらず、シャルルマーニュに「卿」付けで敬わないように言ったりしている。
宝具「祈りの弓(イー・バウ)」。
アーチャー / アルジュナ
声 - 島﨑信長 / 初出 - Fate/Grand Order
マハーバーラタ」に登場する大英雄で、カルナの宿命のライバル。シャルルマーニュ側についているのもそれが理由だが、職務には忠実。もっぱら別動隊を率いてプレイヤーが選択しなかった戦場での指揮を担当する。
宝具は「破壊神の手翳(パーシュパタ)」。上方にエネルギーを打ち出して雨のように降り注がせる対軍バージョンと直接相手に向けて放つ対人バージョンがある。後者はカルナとの決闘で使用。

カール大帝陣営

ルーラー / カール大帝
声 - 井上和彦 / 初出 - Fate/EXTELLA LINK
シャルルマーニュのモデルとされる西ヨーロッパ最大の覇王。「世界」と書いて「かみ」と読む、敬虔な教徒。シャルルマーニュが「物語」の英霊であるのに対し、こちらはカール大帝の「史実」を基にした英霊で、リアリズムの権化。部下の失敗を許すなど寛容である。ネロ同様、皇帝特権を有するが、自己申告で大帝特権となっている(ランクはA+)。ハートのキングのモチーフであり、セカンドコスチュームもそれを意識したようなデザイン。
普段は一人称が「余」で王らしい振る舞いを見せるが、プライベートでは「私」になり口調も若干砕けたものとなる。また、プライベートルームも王様っぽい豪華なものではない方がいいらしい。
生前成し遂げられなかった世界統一を目指し、どういう経緯かセラフに召喚されたことで活動を開始した。
戦場・国など「面」を支配する王としての資質はこちらが上だが、魔術師によって行使される「点」であるサーヴァントとしての性能は総合的にシャルルマーニュが上。ルーラークラスであるため、対魔力はEXとなっている。なお、本来ルーラークラスの条件は「聖杯に託す願いがないこと」であり、野望に燃える彼は不適合のはずである。
スキル:カリスマが異星鍵(モノリス)なるヴェルバー関連の物体の力によって変化した天声同化(オラクル)というスキルを持つ。これは、「自分のため」という都合と「カール大帝のため」という都合が同一化されるようで、人格面に一切影響がないにもかかわらずカール大帝の忠実な部下となる。さらに、彼に少しでも賛成・同調してしまうと発動、と非常に条件が軽い。一方、洗脳強度は対象によってまちまちで、殴れば元に戻る場合もあれば死ぬまで解けない場合もある。また、精神耐性がある場合は防がれてしまうが、理性がないバーサーカーには特攻である様子。
本来の彼は、「全ての人間が笑い合える世界」という理想を捨てきれなかった極度のロマンチストである。しかし、その理想を達成するにはあまりに非情な世界と渡り合うためにリアリストになることしかできなかった。これには、かつてアルテラの遺跡でアルテラの姿を目にしてからはロマンチストの側面が切り捨てられた、という経緯もある。シャルルマーニュはこの時捨てた夢の残滓ともいえる。二人の「カール大帝」が召喚されたのは今回ばかりの例外であり、次に召喚されるであろうカール大帝は理想と現実を併せた存在になるらしい。
宝具は「聖なるかな、今こそ威光が地に満ちる(カルロス・パトリキウス・アウクトリタス)」。また、宝具「聖剣ジュワユーズ」、拠点である機動聖都にして彼自身の鎧「カロルス・パトリキウス」と大規模天声同化「カロルス・パトリキウス・ディミッテ」がある。なお、カロルス・パトリキウスは離れていても部分的に召喚して攻撃に利用できる。ただし、ジュワユーズは物語が後付けされた聖剣に過ぎず、すなわち「聖剣の称号を持ったただの武器」である。
ライダー / フランシス・ドレイク
声 - 高乃麗[3] / 初出 - Fate/EXTRA
大航海時代を生きた海賊兼冒険家。戦場では、もっぱら主人公に直接ダメージを与える砲撃を行う。カール大帝には金で雇われており、天声同化は受けていない。
宝具は「黄金鹿と嵐の夜(ゴールデン・ワイルドハント)[3]
ランサー / スカサハ
声 - 能登麻美子[3] / 初出 - Fate/Grand Order
影の国の女王で、クー・フーリンの師匠でもある。SE.RA.PHにおけるトップ・サーヴァントの一騎。なお、彼女は現在までに死亡した描写が存在しない上に最後が異世界に消えるという形であるため、本来は英霊の座に存在しない。FGOにおいては人理焼却によって影の世界が消滅した=死亡したという形で英霊の座に登録されるという不具合の結果であったが、こちらではどうなっているかは不明。一応、生前の彼女が異世界に消えるまでの経歴をムーンセルは記録しているはずであるため、召喚に必要な情報は存在していたと考えることはできる。彼女の望みは「生きたい」ではなく「死にたい」であるためか、天声同化の影響を不完全ながら受けている。
宝具は「死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)[3]
キャスター / ジル・ド・レェ
声 - 鶴岡聡 / 初出 - Fate/Zero
ジャンヌの盟友であり、彼女に崇拝にも近い感情を抱くフランスの元帥。火刑に処された後は快楽殺人鬼となり青髭のモデルとなる。「Zero」のマスターの記憶を持っているようでCOOLが口癖。本作では、何だかんだで待望のジャンヌとの共闘が実現、その果てにかなり珍しい表情を見せる。海魔による主人公への直接攻撃や魔術によるサーヴァントの強化を行う。実は天声同化の影響を受けていない。
宝具は「螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)」。
バーサーカー / ダレイオス三世
声 - 安井邦彦 / 初出 - Fate/Grand Order
アケメネス朝ペルシア最後の王。イスカンダルとは因縁がある。戦場では宝具を使っての軍勢を各セクターにけしかけてくる。呂布と異なり、発言の内容はほとんど分からない。
宝具は「不死の一万騎兵(アタナトイ・テン・サウザンド)」。処理が重いらしく、発動時は若干ロードを挟む。
バーサーカー / ランスロット
声 - 置鮎龍太郎 / 初出 - Fate/Zero
円卓の騎士の一人で、「湖の騎士」と称される。狂化によって理性が失われているが、スキル「無窮の武練」によって技の冴えが失われていない。彼自身は特殊な行動はしないが、スキル:擬態を駆使してジルなどによってアサシンのような襲撃を仕掛けてくる。
宝具は「騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)」。本作のランスロットは「Zero」で使用した銃器やF-15Jを使用しているが、「EXTRA」の系譜である本作でなぜ呼び出しているのかは不明。

ステージ

咲き誇る薔薇の帝都 Mare Aurum:黄金の海
ネロの領域。芸術家を自称する彼女らしく、ローマをモチーフとした煌びやかな雰囲気だが、エリザベートが勝手に作ったライブステージやガウェイン用の集光セクターが存在する。
娯楽に耽る千年魔京 Mare Luxuria:色欲の海
玉藻の前の領域。平安京をベースとした桜並木や神宮など和のテイストが随所に散りばめられているが、ディスコクラブのようなセクターも存在する。制圧されるまでの間、プレイヤーを外に出さない機構を持ったセクターも存在する。
星海交わる混沌宮殿 Mare Origo:原初の海
トップサーヴァントたちの領域。城の庭園や遺跡を彷彿とさせる、崩壊した宮殿のようなモチーフ。
かつて在りし運命の街 Mare Melum:災の海
他の聖杯戦争の可能性を再現したとして、『Fate/stay night』などに登場した冬木市をモチーフにしたエリア。霊地にそびえたつ寺院と肉塊や新都市を思わせる高層ビルが立ち並ぶ。

用語

レガリア
「王権」とも呼ばれる。指輪の形をしており、本来の所有者は主人公であるが、基本的にパートナーのサーヴァントが所持している。ある事情により、現在は主人公同様3つに分断されている。
ムーンセルから託された委任状のようなもので、ムーンセルの全権を運用できる。
セイバーらはこの機能によって自身の領域を思い思いに改装したり攻性プログラムを使役したりしている。主人公を指輪に宿して戦場に同行させる機能もその一つ。しかし、その機能を完全に把握できているわけではない。
ヴェルバー
別名「捕食遊星」。名の通り、対象を捕食する能力を持つ星。直接食らいつくわけではなく、「星舟」と呼ばれる侵略プログラムを内蔵したキャリアを射出し、破壊することにより吸収する。某者曰く「収穫」。
かつて14000年前にも到来し、ムーンセルに星舟を落としてその内部をクラッキングし、奪った機能を使って強大な力を持つ分身体を地上へと実体化させることで生命も文明も蹂躙した。その結果、観測できるはずだった膨大な「イフの未来史」が失われることとなった。
そのため、観測に特化し自身への攻撃さえも干渉・介入と捉える「管理の怪物」たるムーンセル・オートマトンが唯一敵と捉える存在。さらに、地球の外から来たがゆえに地球上の物語に由来する各種能力が機能しづらく、万が一再到来した場合は宇宙で活動できる・星を破壊できるなどの途方もないエピソードがなければ迎撃しようもない、という英霊にとって非常に相性の悪い相手でもある。
作中ではヴェルバーに汚染された者の意志によって危機が発生しているが、ヴェルバーそのものに意志があるかは不明。
セファール
通称「白い巨人」。星舟によってもたらされた遊星の尖兵、アンチセルと呼ばれる存在で、ムーンセル及び地上を蹂躙した実行者。
破壊することでその存在を吸収し、さらに巨大化していくという凶悪無比な特性を持つ。さらに、その構成因子は生物をウィルスのように侵食し、同様の特性を付与させて凶暴化させることが可能。ただし、最終的には自壊してしまう。
命乞いの果てに生き延びた一部の神々を除き、多くの神々と生命と文明を破壊し世界を絶望で包み込んでいたが、星の祈りによって生み出された聖剣によって体を貫かれて崩壊。合わせて、その隙にムーンセル内部にいたセファール本体も封印された。
封印は汚染区画を光の届かない「未明領域」とすることで行われている。これにより、光を介する情報媒体であるムーンセルと断絶状態となったが、ムーンセルとしても体の一部を切り捨てた状態となっている。
量子記録固定帯(クォンタム・タイムロック)
ムーンセル・オートマトンの標準機能。
ムーンセルは並行世界を含めたあらゆる可能性を観測しているが、無限に増殖する可能性分岐をすべて記録していては限界が来てしまう。そのため、一定周期で最も安定性の高い可能性を一つ選出し、それを「人理定礎」という確定事象とする。その基準点が量子記録固定帯である。
端的に言えば世界ループを可能とする起点と終点が決まっており、人理定礎を超えた時空間移動は不可能ということである。ただし、その範囲で時空間移動を行ったとしても、サーヴァントを含めて並みの存在では負荷に耐えることは不可能。人理定礎に繋がらないかけ離れた可能性は剪定される。確定された可能性以外はすべて剪定されてしまうのかは判然としないが、「編纂事象」というものがあるため、ある程度近しければ免れる可能性がある。なお、時空間移動はEXTELLAの時点でヴェルバー側の悪用が確認されたため、後にタイムロック前でも実行不可能となった(作中はムーンセルが休眠状態であったためかこの処理は行われなかった)。LINKでは別の可能性世界から転移してきた自分がいた人物は、本来発生すべき「その世界にいた元居た当該人物は別のよく似た並行世界に弾き飛ばされる」という現象が発生していない状態となっている。
直近の量子記録固定帯は主人公とレガリアが3つに分断されたタイミングで、作中で次の量子記録固定帯到達直前までいっているため、そのサイクルは割と早い。時間にして約一か月。
なお、敵であるヴェルバーに関する情報は別枠なのか、EXTELLA開始直前のタイムロックよりも前にヴェルバーに汚染されていた、つまりEXTELLA終了後からいかなる選択を経たとしても汚染されているはずの人物が正常な状態でLINKに登場している。
トップ・サーヴァント
大英雄と呼ばれる英雄、もしくはエクストラクラスで召喚された七騎のサーヴァント。
LINK時点ではセイバー:アルトリア、アーチャー:ギルガメッシュとアルジュナ、ランサー:カルナとスカサハ、ライダー:イスカンダル、ルーラー:ジャンヌが確認されている。
ランサーはロルムスも該当すると明言されているが本シリーズには未登場。

スタッフ

Fate/EXTELLA
Fate/EXTELLA LINK
  • 監修 - 奈須きのこ
  • シナリオ - 東出祐一郎小太刀右京/チーム・バレルロール
  • 「Fate」シリーズキャラクター原案 - TYPE-MOON
  • キャラクターデザイン - ワダアルコ
  • 音楽制作 - TYPE-MOON、岡部啓一MONACA
  • 開発 - マーベラス 1st Studio
  • プロデューサー - 佃健一郎

主題歌

Fate/EXTELLA

「ex:tella」
作詞 - KOTOKO / 作曲 - 西木康智 / 編曲 - 前口渉 / 歌 - ELISA
JUSTICE
作詞 - 大塚利恵 / 作曲・編曲:津波幸平 / 歌 - 春奈るな

評価

评价
汇总得分
汇总媒体得分
Metacritic67/100[5]

漫画

Fate/育ステラ
ヤングエースUPにて連載。作画は兎ろうと。
本編の並行世界にて、赤ちゃんの姿になってしまったマスター(主人公)をサーヴァントたちがお世話するギャグ漫画。

脚注

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注釈

  1. ^ 『Fate/Grand Order』内コラボクエストより[1]

出典

外部リンク

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